教科書のような悪い例
こんにちは☀
いよいよインボイス制度が近まりました。
俄かに適格番号の提出等、動きが活発化して参りました。
それを受けてのニュース💡
JTが葉タバコ農家に対して、免税業者に対しては消費税分の減額を農協を通して通告。
それに対して公正取引委員会が注意した、という内容。
国内の葉タバコはたばこ事業法に基づき、全てJTが買い取っています。
実は、日本国内でたばこの製造が出来るのはJTのみ。
販売は外資系が進出しているものの、製造はJTのみ。
これもたばこ事業法で決まっています。
かつ、たばこの販売許可も財務省が出すのですが、JTが委託で許認可の調査を行っています。
そして筆頭株主は財務大臣。
法律で独自性が担保され、筆頭株主が管轄省庁の大臣、
いわば鉄壁の守りが存在する企業が小規模事業者に対して、
一方的かつ威圧的、事務的に対応したことが問題だったのでしょう。
公取としても1番NG行為だった、と同時にこういうことはダメだよね、
という典型的な事例だったんだろうな、と思います。
多かれ少なかれ混乱や困った事態はあるでしょう。
弊社もインボイスの影響は受けることが決まっています。
それでも長い目で見たら、必要なこと。
焦らずしっかり冷静に対応することが必須です。
いずれはマイナンバーカードが就労の際には必須になっていくでしょうし、
脱税等、行政として目が行き届かない部分を減らすことは必要でしょう。
ただ、JTさんは収益が良い企業なんだから、そんな目立つことする必要ないのになぁ、
国内の葉タバコなんてJTさんが仕入れている中の微々たる量なのになぁ、
と考えると、なんとも不思議なニュースだなぁ、と思いました( 一一)
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